痙攣
顔面痙攣
顔の片側の筋肉が不随意に収縮する症状で、以下のような特徴があります。
- 通常、片側の顔面に発生します
- 目の周りから始まることが多く、次第に口の周りにも広がります
- ピクピクとした動きや、ウィンクするような動きが起こります
- 自分の意思とは関係なく筋肉が動きます
凝り
凝りは主に筋肉の緊張や血行不良によって引き起こされる不快な症状です。
筋肉が張った感じや痛みを伴います。長期間続く場合や症状が重い場合はご相談ください。
痺れ
- 感覚の部分的または完全な消失
- ピリピリ感などの異常感覚を伴うことがある
- 体の一部または広範囲に現れる
- 急性または慢性的に発症する
めまい
- 周囲がぐるぐる回っているように感じる
- ふわふわ、ふらふらする感覚
- 気が遠くなるような感覚(失神)
激しい頭痛を伴う、意識障害がある、ろれつが回らない、手足の痺れを伴っている場合はすぐにご相談ください。
耳鳴り
耳鳴りは、実際には外部からの音がないにもかかわらず、耳の中や頭の中で音が聞こえる症状です。
- 突然の激しい耳鳴り
- 耳鳴りに伴う聴力の低下
- めまいや平衡感覚の以上を伴う場合
- 片側のみの耳鳴り
難聴
- 音が聞こえづらくなる
- 耳鳴りやめまいを伴うことがある
ペインクリニックでは神経ブロック療法や薬物療法により難聴以外の症状(めまい、頭痛、不眠など)も同時に改善される可能性があります。
メニエール病
メニエール病の症状は発作的に現れることが特徴です。主な症状には以下のようなものがあります。
回転性めまい
突然の強いめまいが数分から数時間続くことがあり、立っていられないほどの激しい症状になることもあります。
耳鳴り
耳の中で音が聞こえる(例:ブーンという音)が常に感じられることがあります。
難聴
病気の進行とともに、特に低音域での難聴が現れ、症状が悪化することがあります。
耳閉感
耳が詰まったような、または耳の中に圧迫感を感じることがあります。
吐き気や嘔吐
強いめまいによって、吐き気を伴うことが多いです。
多汗症
手、足、脇、顔面、または全身に過剰な発汗がみられる病気です。
複合性局所疼痛症候群(CRPS)
手術や外傷の後に慢性的な疼痛が現れる病気です。
帯状疱疹
※発症してすぐに治療が必要です。
帯状疱疹は水痘と同じウイルスによって引き起こされる皮膚の病気で、以下のような特徴があります。
- 水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化によって発症します
- 日本人成人の90%以上の体内に潜伏しているウイルスです
- 加齢、疲労、ストレスなどで免疫機能が低下すると発症リスクが高まります
ペインクリニックでは神経ブロック注射や薬物療法による治療を行います。
体の片側に沿って帯状に現れます。
初期の症状は皮膚の痛みや違和感、かゆみでその後、赤い発疹と水ぶくれが現れます。
ピリピリとした痛みを伴い激しい場合は夜も眠れないほど痛みがでます。
帯状疱疹後神経痛
※帯状疱疹発症後6ヶ月以上続く痛み
- 帯状疱疹の皮膚症状が治った後も痛みが持続します
- ピリピリとした痛みが特徴的です
内科(漢方内科)
内科
高血圧、高脂血症、生活習慣病、インフルエンザ予防接種
漢方内科
漢方薬を用いて、患者さんの症状や生活習慣、体や心の状態を東洋医学的に診察し、
そのバランスの乱れや不具合を見つけます。からだの不調などの症状があればご相談ください。
神経ブロック注射とは
痛みを引き起こしている神経を一時的に遮断するために行います。神経に直接薬剤(主に局所麻酔薬やステロイド)が注射され、痛みの信号を脳に伝わらないようにすることによって、痛みを軽減または完全に抑えることができます。
硬膜外ブロック
(ヘルニア・腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛など)
硬膜外腔(脊髄を覆う硬膜の外側の空間)に麻酔薬を注入することで、神経の伝達を遮断し、痛みを緩和する方法です。このブロックは、特に手術や分娩時の痛みの管理、または慢性的な痛みの治療に用いられます。
注射を行う部位を調整することで様々な疾患に適用されます。
- 首、上肢など(頸部・胸部硬膜外ブロック)
- 腰、下肢など(腰部硬膜外ブロック)
- 臀部付近など(仙骨硬膜外ブロック)
星状神経節ブロック
(頭痛・帯状疱疹・頚部痛など)
頚部にある星状神経節(せいそうしんけいせつ)という神経の集合体に麻酔薬を注入することで、
交感神経系をブロックし、特定の痛みや症状を緩和する治療法です。
全身麻酔や他の侵襲的な手技に比べて、局所的に治療を行うため患者様にとって負担が少ない方法です。
肩こり、頭痛や帯状疱疹の他、顔面神経麻痺、突発性難聴、自律神経失調症の治療にも用いられています。
神経根ブロック(椎間板ヘルニア・頚椎症など)
神経根という脊髄から出ている神経の根元に薬剤(通常は局所麻酔薬やステロイド)を注射することで、痛みの伝達を遮断することを目的としています。この治療法は、特に神経根が圧迫されている状態によって引き起こされる痛みに効果があります。
その他
トリガーポイントブロック、肩甲上神経ブロック、三叉神経ブロック、後頭神経ブロック、肋間神経ブロックなど
当院では神経ブロックを中心とした治療を行っております。
注射治療ができない方にはスーパーライザーを使用した治療や薬物療法も行っています。
スーパーライザー
スーパーライザーは、低出力レーザー(LLLT)を使用して、痛みや炎症を軽減し、組織の回復を促進するための治療法です。
筋肉痛や関節痛、神経痛、スポーツ障害などの症状に対して非常に有効で、非侵襲的で無痛、さらに副作用が少ないため、患者様にとって負担が少ない治療法となります。
注射治療ができないかたへはスーパーライザーを使用し、治療を行います。