ちとふなペインクリニック

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診療案内

頭・顔面の痛み

頭痛

頭痛は日本人の約4,000万人が慢性的に経験する一般的な症状です。頭痛には主に2つのタイプがあります。片頭痛と緊張型頭痛です。
片頭痛
  • 脳の血管が急激に拡張することで発生します
  • ズキンズキンと脈打つような痛みを伴います
  • 吐き気や嘔吐などの随伴症状が現れることがあります
  • 光や音に敏感になります
  • 体を動かすと痛みが増幅します
緊張型頭痛
  • 頭や首の筋肉の緊張によって引き起こされます
  • 頭全体がギューッと締め付けられるような痛みがあります
  • 長時間同じ姿勢を続けると起こりやすい
群発頭痛
非常に強い痛みが一定期間集中的に続き、その後しばらく経ってからまた同様の頭痛が起こります。
  • 1~3カ月間にわたって規則的に起こる
  • 痛みが側頭部や下あご、歯などに広がることもある
  • 痛みが激しすぎてじっとしていられない
  • 鼻づまりや鼻水、ときにまぶたの垂れ下がり、涙、顔面の紅潮を伴う

顔の痛み

顔の痛みには様々な原因があり、症状や痛む部位によって原因疾患が異なります。主な原因と特徴は以下の通りです。
三叉神経痛(非定型顔面痛)
  • 顔の片側に激しい痛みが数秒から数分間続きます
  • 洗顔や歯磨きなどの軽い刺激で痛みが誘発されることがあります
  • 脳血管による三叉神経根の圧迫が主な原因とされています
薬物療法と神経ブロック注射を組み合わせた治療で患者さまの負担が少ない治療を行うことができます。
帯状疱疹後神経痛 
※早めの治療が必要となります。
  • 帯状疱疹の皮膚症状が治った後も痛みが持続します
  • ピリピリとした痛みが特徴的です

抜歯後の痛み

親知らずの抜歯後などに痛みが続いている場合はご相談ください。

首・肩・腕の痛み

首の痛み

変形性頚椎症
加齢によって椎間板が変形する病気で、変形が進行すると動かしづらくなったり、慢性的な痛みが生じます。
頚椎椎間板ヘルニア
頚椎の椎間板が損傷し、中の髄核が飛び出して神経を圧迫する疾患です。
外傷性頚部症候群
交通事故などの外傷により頚部に損傷を受けた後に生じる症状の総称です。痛み、頭痛、肩こりやむちうちも含まれます。

肩の痛み

肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)
肩関節の関節包や滑液包などの組織に炎症が起こり、肩の痛みや関節の動きが悪くなる病気です。
肩関節腱板損傷
五十肩と同様に痛みがありますが、関節の可動域は広い場合が多いです。
石灰沈着性腱板炎
石灰沈着性腱板炎は、肩の腱板にカルシウムの結晶(石灰)が沈着することで起こる疾患です。主に30〜60歳の年代で発症し、女性にやや多く見られます。

腕・手

テニス肘
掴む、絞るといった動作で肘の外側や前腕に痛みが生じる病気です。テニスに限らず様々なスポーツや手を使って作業をする人にみられます。
腱鞘炎
関節に過度な負担がかかることなどで腱鞘が炎症を起こし、動かしたり触ったりすると痛みます。

腰・脚の痛み

腰痛
鈍い痛みや鋭い痛み、ピリピリとした痛みが腰部に感じられることがあります。
痛みの部位は腰の中心だけでなく、臀部や太もも、膝まで広がることがあります。
しびれや足の痛みを伴うことがあり、これは神経が圧迫されている場合に見られます。
腰の動きが制限されることがあり、例えば前かがみになったり、腰をひねったりするのが難しくなることがあります。
急性腰痛では、突然の激しい痛みがあり、体を動かすことが困難になることもあります。
椎間板ヘルニア
椎間板は脊椎の間にあり、クッションの役割を果たしています。椎間板が突出すると、周囲の神経を圧迫し、腰痛や足のしびれ、痛みを引き起こすことがあります。
腰部脊柱管狭窄症
腰椎の変形などにより神経が圧迫され、歩く際に足に痛みやしびれが生じます。
次のような症状が現れます。
・間欠性跛行
・腰痛
・下肢のしびれや痛み
・筋力低下
・排尿、排便障害
腰椎すべり症
脊椎の一つの椎骨が隣接する椎骨に対して前方または後方にずれる状態のことをさします。
次のような症状が現れます。
・腰痛
・下肢の痺れや痛み
・歩行困難
筋・筋膜性腰痛
腰の筋肉や筋膜に急激または慢性的な負荷がかかることで生じる腰痛です。
次のような症状が現れます。
・動作時の腰痛
・腰部の圧痛
仙腸関節痛
仙骨と腸骨の間にある仙腸関節の障害によって引き起こされる症状です。
次のような症状が現れます。
・臀部、腰の痛み
・脚の付け根の痛み
・下肢の痛み
・歩行時の腰痛
・長時間の座位による不快感
梨状筋症候群
梨状筋(でん部)が坐骨神経を圧迫することで引き起こされる疾患です。
次のような症状が現れます。
・でん部痛
・しびれ(太もも、すね、ふくらはぎ、足の甲、足底、足の指)
変形性膝関節症
関節軟骨のすり減りによって膝関節に炎症や変形を引き起こす疾患です。
次のような症状が現れます。
・立ち座りや歩き始めの膝の痛み
・正座困難
・階段の上り下りの痛み
・膝の熱感や腫れ
・慢性的な痛み
・膝関節の変形・歩行困難

脚の痛み
脚の様々な部位に生じる痛みを指します。
坐骨神経痛
腰から臀部、太もも、膝、ふくらはぎにかけて痛みやしびれ、感覚の鈍さを感じることがあります。立ち上がる時や歩く時に痛みが強くなることが多いです。
・神経障害性疼痛:すねから足の指先にかけてのびりびりとした痛みや焼けるような痛み。
リウマチ性関節炎(関節痛)
朝のこわばりや、関節の腫れ、温かさ、痛みが特徴です。左右対称に症状が現れることが多く、時間が経つと関節の変形が起きることがあります。
痛風
激しい痛みと腫れが急に現れ、発作的に発症します。痛みはしばしば夜間に強くなることが特徴です。
関節リウマチ(慢性炎症性疾患)
両側の関節(特に手や足の小さな関節)に痛みや腫れを伴い、朝のこわばりや、長時間の使用後に痛みが悪化します。
筋肉痛
特に大腿部やふくらはぎの痛み
関節炎
関節の痛み、腫れ、動かすときに引っかかる感じがあり、痛みが腰や足に広がることがあります。
足底筋膜炎
足の裏、特にかかと部分に鋭い痛みが生じ、歩くときに痛みが強くなることが多い症状です。

その他

痙攣

顔面痙攣
顔の片側の筋肉が不随意に収縮する症状で、以下のような特徴があります。
  • 通常、片側の顔面に発生します
  • 目の周りから始まることが多く、次第に口の周りにも広がります
  • ピクピクとした動きや、ウィンクするような動きが起こります
  • 自分の意思とは関係なく筋肉が動きます

凝り

凝りは主に筋肉の緊張や血行不良によって引き起こされる不快な症状です。
筋肉が張った感じや痛みを伴います。長期間続く場合や症状が重い場合はご相談ください。

痺れ

  • 感覚の部分的または完全な消失
  • ピリピリ感などの異常感覚を伴うことがある
  • 体の一部または広範囲に現れる
  • 急性または慢性的に発症する

めまい

  • 周囲がぐるぐる回っているように感じる
  • ふわふわ、ふらふらする感覚
  • 気が遠くなるような感覚(失神)
激しい頭痛を伴う、意識障害がある、ろれつが回らない、手足の痺れを伴っている場合はすぐにご相談ください。

耳鳴り

耳鳴りは、実際には外部からの音がないにもかかわらず、耳の中や頭の中で音が聞こえる症状です。
  • 突然の激しい耳鳴り
  • 耳鳴りに伴う聴力の低下
  • めまいや平衡感覚の以上を伴う場合
  • 片側のみの耳鳴り

難聴

  • 音が聞こえづらくなる
  • 耳鳴りやめまいを伴うことがある
ペインクリニックでは神経ブロック療法や薬物療法により難聴以外の症状(めまい、頭痛、不眠など)も同時に改善される可能性があります。

メニエール病

メニエール病の症状は発作的に現れることが特徴です。主な症状には以下のようなものがあります。
回転性めまい
突然の強いめまいが数分から数時間続くことがあり、立っていられないほどの激しい症状になることもあります。
耳鳴り
耳の中で音が聞こえる(例:ブーンという音)が常に感じられることがあります。
難聴
病気の進行とともに、特に低音域での難聴が現れ、症状が悪化することがあります。
耳閉感
耳が詰まったような、または耳の中に圧迫感を感じることがあります。
吐き気や嘔吐
強いめまいによって、吐き気を伴うことが多いです。

多汗症

手、足、脇、顔面、または全身に過剰な発汗がみられる病気です。

複合性局所疼痛症候群(CRPS)

手術や外傷の後に慢性的な疼痛が現れる病気です。

帯状疱疹 
※発症してすぐに治療が必要です。

帯状疱疹は水痘と同じウイルスによって引き起こされる皮膚の病気で、以下のような特徴があります。
  • 水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化によって発症します
  • 日本人成人の90%以上の体内に潜伏しているウイルスです
  • 加齢、疲労、ストレスなどで免疫機能が低下すると発症リスクが高まります
ペインクリニックでは神経ブロック注射や薬物療法による治療を行います。
体の片側に沿って帯状に現れます。
初期の症状は皮膚の痛みや違和感、かゆみでその後、赤い発疹と水ぶくれが現れます。
ピリピリとした痛みを伴い激しい場合は夜も眠れないほど痛みがでます。

帯状疱疹後神経痛 
※帯状疱疹発症後6ヶ月以上続く痛み

  • 帯状疱疹の皮膚症状が治った後も痛みが持続します
  • ピリピリとした痛みが特徴的です

内科(漢方内科)

内科
高血圧、高脂血症、生活習慣病、インフルエンザ予防接種
漢方内科
漢方薬を用いて、患者さんの症状や生活習慣、体や心の状態を東洋医学的に診察し、
そのバランスの乱れや不具合を見つけます。からだの不調などの症状があればご相談ください。

神経ブロック注射とは

痛みを引き起こしている神経を一時的に遮断するために行います。神経に直接薬剤(主に局所麻酔薬やステロイド)が注射され、痛みの信号を脳に伝わらないようにすることによって、痛みを軽減または完全に抑えることができます。

硬膜外ブロック
(ヘルニア・腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛など)

硬膜外腔(脊髄を覆う硬膜の外側の空間)に麻酔薬を注入することで、神経の伝達を遮断し、痛みを緩和する方法です。このブロックは、特に手術や分娩時の痛みの管理、または慢性的な痛みの治療に用いられます。 注射を行う部位を調整することで様々な疾患に適用されます。
  • 首、上肢など(頸部・胸部硬膜外ブロック)
  • 腰、下肢など(腰部硬膜外ブロック)
  • 臀部付近など(仙骨硬膜外ブロック)

星状神経節ブロック
(頭痛・帯状疱疹・頚部痛など)

頚部にある星状神経節(せいそうしんけいせつ)という神経の集合体に麻酔薬を注入することで、 交感神経系をブロックし、特定の痛みや症状を緩和する治療法です。
全身麻酔や他の侵襲的な手技に比べて、局所的に治療を行うため患者様にとって負担が少ない方法です。
肩こり、頭痛や帯状疱疹の他、顔面神経麻痺、突発性難聴、自律神経失調症の治療にも用いられています。

神経根ブロック(椎間板ヘルニア・頚椎症など)

神経根という脊髄から出ている神経の根元に薬剤(通常は局所麻酔薬やステロイド)を注射することで、痛みの伝達を遮断することを目的としています。この治療法は、特に神経根が圧迫されている状態によって引き起こされる痛みに効果があります。

その他

トリガーポイントブロック、肩甲上神経ブロック、三叉神経ブロック、後頭神経ブロック、肋間神経ブロックなど

当院では神経ブロックを中心とした治療を行っております。
注射治療ができない方にはスーパーライザーを使用した治療や薬物療法も行っています。

スーパーライザー

スーパーライザーは、低出力レーザー(LLLT)を使用して、痛みや炎症を軽減し、組織の回復を促進するための治療法です。
筋肉痛や関節痛、神経痛、スポーツ障害などの症状に対して非常に有効で、非侵襲的で無痛、さらに副作用が少ないため、患者様にとって負担が少ない治療法となります。 注射治療ができないかたへはスーパーライザーを使用し、治療を行います。
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